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導入

Grav管理パネル プラグインは、 web GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェイス)として、 Grav の設定を便利にし、ページの作成や更新を簡単にします。
このプラグインは、完全にオプション(使っても使わなくても良い)であり、使うことで Grav の内部処理が効率化されるものでもありません。
実際、管理画面は、使いやすくするために、そして設定できることの多さ・複雑さ圧倒されないように、 Grav が本来できることよりも、意図的に抑えめな見た目になっています。
ヘビーユーザーの方々には、直接ファイルシステムを操作する方が好まれるでしょう。

機能

  • 自動のパスワードハッシュを伴うユーザーログイン
  • パスワードを忘れたときの機能
  • ログインユーザーの管理
  • ワンクリックでできる Grav コアのアップデート
  • ダッシュボードで、ステータスや、サイト活動、最新のページ更新をメンテナンス
  • Ajax によるバックアップ機能
  • Ajax によるキャッシュクリア機能
  • System config 設定の管理
  • Site config 設定の管理
  • フォームや YAML を通して編集を可能にする ノーマルモードとエキスパートモード
  • フィルターや検索機能のあるページの一覧表示
  • ページの作成、編集、移動、コピー、削除機能
  • 即時プレビュー機能と強力なシンタックスハイライト機能のあるコードエディタ
  • エディタ機能、ホットキー、ツールバー、邪魔にならないフルスクリーンモード
  • ドラッグアンドドロップでメディアファイルをページにアップロードし、ドラッグアンドドロップでエディタに配置
  • ワンクリックでできる テーマとプラグインのアップデート
  • プラグインマネージャーで、インストール済みプラグインの一覧表示及び config 設定
  • テーママネージャーで、インストール済みテーマの一覧表示及び config 設定
  • GPM による新しいプラグインやテーマのインストール
  • 管理ユーザーのアクセスを制御する ACL

サポート

管理パネルは、たくさんの機能のついた、とてもよくばりなプラグインです。
Grav サイトを構築するための、強力で柔軟な機能をたくさん提供します。
このため、何か疑問や、問題点、気づき、発現しにくいバグがあれば、以下の方法で、サポートを受けてください。

ライブチャット するなら、管理パネルプラグインに関する Discord チャットサーバー を使ってください。

バグ、機能、改善 などについては、 管理パネルプラグインの GitHub リポジトリに issues を作成してください

インストール

まず、Grav を 最新バージョン にしてください。
これにより、管理パネルプラグインが適切に動きます。
Grav の新しいバージョンのチェックとアップグレードは、次のようにしてください( -f は、GPM インデックスを強制的にリフレッシュします):

bin/gpm version -f
bin/gpm selfupgrade

管理パネルプラグインのインストールには、他に3つのプラグインが必要になります。
admin (管理パネル)プラグインの機能のため、 login プラグイン、 forms プラグイン、そして email プラグインをインストールしてください。
これらは、 GPM から入手可能です。
プラグインには依存関係があるので、 admin プラグインをインストールするだけでよく、他のインストールについては、プロンプトで聞かれたときに同意するだけです:

bin/gpm install admin

システムで GPM を使えない場合、プラグインを手動でインストール することもできます。

ユーザーを作成

最新バージョンの管理パネルプラグインは、ブラウザでサイトを表示したときに、管理ユーザーアカウントを作成するプロンプトが表示されます。
適切な管理ユーザーを制御するために、このプロンプトを埋めなければいけません。

シンプルに、フォームをすべて埋め、 Create User ボタンをクリックしてください。

Grav がインストールされているフォルダ中の user/accounts/ フォルダに、ユーザー情報が保存されます。
この値は、手動で編集できますし、管理パネルからも編集可能です。
また、新しいユーザーの作成も、手動でもできますし、 CLI コマンドの bin/plugin login newuser からも可能です。
より詳しい情報は、 管理パネルの FAQ で説明しています。

ユーザー名とパスワードの複雑さ

ユーザー名とパスワードの正規表現パターンは、 system/config/system.yaml で定義されています。

ユーザー名のデフォルトパターン( system.username_regex ) は、英小文字、数字、ダッシュとアンダースコアです。
ユーザー名の長さは、3以上16文字以内でなければいけません。

パスワードのデフォルトパターン( system.pwd_regex )は、最小8文字で、最低でも 1つ以上の数字、1つ以上の大文字、1つ以上の小文字が必要です。

利用方法

デフォルトでは、ブラウザから http://yoursite.com/admin にアクセスすると、管理パネルにアクセスできます。
YAML ファイルに設定した ユーザー名パスワード で、シンプルにログインできます。

[!Note]
ログイン後、プレーンテキストのパスワード は取り除かれ、暗号化された ものに置き換わります。